わたしたちの歯は、奥歯と前歯(門歯)と犬歯の3種類あります。
九司道夫先生のマクロビオティック入門編にも書かれていますが、これはそのまま、かつて別の動物だった時の名残をどのぐらい残しているかに対応していると考えられています。
この3種類の歯の役割を考えてみると、奥歯(約6割)は穀物・豆、前歯(約3割)は野菜や海草、犬歯(約1割)は肉類、この割合がわたしたちの食べるべき割合ではないかと考えられています。
また、特にわたしたち日本人の昔からの食生活は、穀物菜食が中心で、腸内細菌も、その食生活にあった状態になっています。
日頃、食べ過ぎの動物性食物を、時にはリセットして穀物と野菜中心の食生活をしてみませんか。
先日のイベントのレシピ、ベジタブルグリーンカレーのレシピを御紹介致します。
(レシピ提供はyasutoさん。yasutoさんは、和食・洋食・ベジタリアン対応・アレルギー対応などオールマイティーのプロの料理家です)
ベジタブルグリーンカレー(4人分)
材料
玉ねぎ2個、エリンギ1パック、パプリカ(赤・黄)各1、ナス2本、小松菜1/2束、レンズ豆100g、ココナツミルク1缶、豆乳250cc、水90cc、塩・こしょう、にんにく1カケ、ローリエ1枚、生姜1カケ、しょうゆ大さじ1、スパイス(コリアンダー、ナツメグ、カイエンペッパー、ウコン、クミン、ガラムマサラなど)
作り方
1、玉ねぎはクシ切り、ナス・エリンギは輪切り、パプリカは種を取りカット、小松菜は茹でてミキサーでペーストにする。
レンズ豆は茹でて、戻しておく。
2、鍋に油をひき、ローリエを入れて香りが出たら、玉ねぎを加えて甘みが出るまで炒める。
3、ナス、エリンギを加え、煮たってきたらスパイスをいろいろ加えて混ぜ合わせる。
4、ココナツミルク、豆乳、水を加えて沸騰したら、醤油、小松菜、レンズ豆、パプリカを加えて煮こむ、最後に塩・こうしょうで味をととのえる。
小松菜ペーストを入れなくても、ナスの紫色の色素がココナツミルクと溶け合って、グリーン色になります。)
今回は、小松菜をコクだしのために使用しました。他にコクだしとして味噌もいいと思います。
手元にあるスパイス、お野菜や味噌などのかくし調味料などを使って、オリジナルのグリーンカレーを作ってみて下さい。
動物性のものを使用しなくても、とてもおいしくでき上がります。
イベントでは、yasutoさんのオリジナル配合でスパイスを加えられています。
カレーに使われるスパイスには、共通して発汗、健胃、抗酸化作用があります。
発汗作用で新陳代謝を高め、食欲を増進させ、胃腸の働きを高め、疲労を回復するなどの効能を持っています。また殺菌作用も高く、食べ物の腐敗を防ぐ効果も持っています。
なかでも、ウコン(クルクミン)は、最近ではスーパーフードとして取り上げられていますが、インドではアーユルヴェーダ医学で3000年以上使用され続けてきました。
美肌にも効果的なウコン、是非この機会に摂り入れてみてはいかがでしょう。
美肌になれるスーパーフード
簡単に作るには、エスビーカレーの赤いカレーの粉を使用するのも良いですね(笑)
ごはん
材料
米(はと麦含む)3合、紅花少々、ローリエ1枚、オリーブオイル1滴
作り方
米3合(はと麦はお好みで、今回は0.5割)をとぐ。
紅花少々を煮出す。
といだ米に紅花を煮出した汁、ローリエ、オリーブオイルを入れて炊く。
夏野菜のフリッター
米粉、タピオカ粉を同量で水で溶く。
タピオカ粉は、冷めると食感がパリっとなりやすいので、お好みで調整ください。
手に入る夏野菜を食べやすい大きさに切り、衣をつけて揚げる。
生春巻き
材料
ライスペーパー、みず菜、きゅうり、トマト、春雨
春雨は茹でて、水洗いしたら、醤油・オリーブオイルで和える
ライスペーパーをもどして、野菜と春雨を巻く
ソース
・ガスパッチョソース
材料
トマト、玉ねぎ、きゅうり、ガラムマサラ、ナツメグ、クミン、塩、こしょう
材料を全て、さいの目切りにして合わせる
・コチ豆乳ソース
コチジャンを豆乳でのばす
カボチャのチェー
(ココナツミルクのいとこ煮)
材料
ココナツミルク1/2缶、豆乳90㏄、砂糖(洗双糖)25g、カボチャ100g、小豆50g、白玉だんご8コ、クコの実 少量
ココナツミルク、豆乳、砂糖を鍋に入れて沸かし、冷ます
カボチャはサイコロ状にカットして甘めに炊く(お好みの甘さで)
カボチャ、小豆、白玉団子、クコの実を器に盛り、冷ましたココナツミルクをかける。
(お好みで、ナツメグ、シナモンをかけてもOK)
お好みで、はと麦を加えておいしく頂けます。
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