ジメジメとだるい日がつづく梅雨。
東洋医学的に、この時期に一番関連してくるのは「脾」
食物を消化吸収して栄養に変化させて体全体に行きわたらせる「脾」は、水分代謝を助けもします。
脾の働きが悪くなると下痢になったり、食欲不振、疲れやすい、むくみ、尿の量が少なくなり、倦怠感、めまい、顔色や唇にあかみがない、血便、血尿、皮下出血、不正出血、味覚が鈍るなども起こります。
今回は、この「脾」を労わるというテーマでイベントを開催しました。
「脾」の働きを助ける食材をいろんなメニューに使用したはと麦を使用したはと麦づくしランチをご提供しました。
今回は、はと麦のほかにも白米、黒豆や人参、オクラ、じゃがいもなども使用しています。
では、ご紹介します。
梅雨を乗り気るはと麦づくしランチ♪
1、はと麦ごはん
白米、はと麦、岩塩、レモン汁
白米とはと麦を混ぜて炊く(はと麦は好みの量を混ぜる)
※はと麦はしっかりつけておく(3時間から1晩)
食べる時、岩塩とレモン汁をかけて食べます。
さっぱりとした味わいが楽しめます。
2、サラダ
トマト、サニーレタス、煎りはと麦、ベビーリーフ、コーン、かぼちゃ、オクラ、パプリカ
オリーブオイル、岩塩、レモン
3、黒豆ハンバーグ(4人前)
【材料】
茹でた黒豆、300g、はと麦(茹でたもの)20g、玉ねぎ1/2、人参1/2、しいたけ 適量、豆腐 1/2丁、片栗粉、塩、こしょう、醤油
【作り方】
①玉ねぎ、人参、しいたけはみじん切りにしてフライパンで甘くなるまで炒める。
②茹でた黒豆をミキサーにかける。
③豆腐はしっかり水切りをしておく。
④全ての材料を合わせて、塩・こしょう・醤油で軽く下味をつけておき、ハンバーグ状にしてフライパンで焼く。
・照り焼きソース
醤油1、みりん1、酒1、砂糖1を鍋に入れて沸かして、水溶き片栗粉でとろみをつける。
4、マッシュポテト
じゃがいもの皮をむき、鍋に入れてしっかり柔らかくなるまで煮込む。
煮込んだじゃがいもを潰して、塩・こしょう、豆乳、オリーブオイルで味をつける。
5、切干大根餅
【材料】
切干大根の煮物(今回は切干大根・人参・しいたけ)、ねぎ、はと麦、片栗粉
【作り方】
①切干大根の煮物を作る
②切干大根の煮物の水気を切って、片栗粉をしっかり全体的に混ぜ合わせる
③フライパンに薄く延ばして両面がパリパリするまで焼く
お子様もおいしく頂けて、おつまみにもなる切干大根餅。
少し手間をかけて切干大根餅もイイですし、前日余った切干大根を使って切干大根餅を作ってみませんか。
モチモチでおいしいですよ!
・ソース
ネギ、茹でたはと麦、鶏血藤醤油、五味子酢
鶏血藤醤油
①鶏血藤を焼酎で煮出す(鶏血藤エキス)
②①のエキスを醤油に混ぜる。(今回は、当帰を入れてます)
五味子酢
①酢に五味子を入れて煮出す。
※時間があるときは、漬けておくだけで五味子のエキスが出ます。
6、きのこスープ味噌チャウダー
【材料】
味噌、きのこ、玉ねぎ、野菜だし、豆乳、煎りはと麦
【作り方】
①野菜だしをとる(キャベツ、玉ねぎ、人参などの野菜を煮込んだもの)
②きのこをばらし、玉ねぎをカットして、野菜だし4に対して豆乳1を加えて煮込み、味噌をといて味をととのえる。
③器に盛り、煎りはと麦をかざる
7、デザート
①焙じはと麦粉、ヤシ糖を合わせて、水を加えながらモチモチするまで混ぜる。
②団子状にして串にさして、黒五きなこをまぶす
※水の量は適量です。混ぜながら調整して下さい。
水を加えて丸めるだけで、もちもち美味しいお団子かが出来上がり^ ^
簡単にできますので、ぜひお試しください。
はと麦は、茹でて保存しておけます。
茹ではと麦を冷凍しておくと使用したい時に使えます。
また、炒り玄米と同様に炒っておくと、そのままパリポリできますし、ご飯炊く時にもトッピングにも使えます。
今回も、おいしくてアイデアあふれるお料理の数々、享子先生、yasutoさん、ありがとうございました。
五味子や鷄血藤などの薬膳材料、はと麦に興味のある方は、こちらよりお問い合わせください。
イベントの様子は、こちらから
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