タイ仙人ヨガ ”ルーシーダットン” 聞かれたことはありますか?
いったいどんなものでしょう。
簡単に御紹介します。
ルーシーダットンの語源は?
ルーシーは、インドの古い言葉でサンスクリット語でリシ(RISI)と発音し、「行者」「聖仙」などの意味を持ちます。
インドの古典リグ・ヴェーダに、神とこの世とを繋ぐ者として描かれています。
元々はタイ語ではないようです。
ダッは古いタイ語で、「伸ばす、引っ張る、曲げる」「正しい方向に矯正する」等の意味があります。
トンは「自己、自分」という意味を持ちます。
というわけで“行者の自己整体”、もっと親しみやすい言葉で言えば、「仙人体操」「仙人ヨガ」と呼ばれます。
ルーシーダットンってどんなの?
現在の日本ではタイ式ヨガとも言われて親しまれています。
インドやタイなどで瞑想・修行を行っていた修行者達が、長時間の座禅・瞑想において歪んだ体の矯正したり、厳しい修行で崩した体調を整える為に、開発されたとの伝説が残されいるようです。
これは、最も一般的に唱えられている説の一つです。
タイ古来の医学・健康法を一般の人々に推奨したラマ王の時代に、信仰深いタイの人々が“心の師”と仰ぐ行者達が行っている健康法とすれば、民衆により受けられやすいと考えられ作り上げられた一種の創作であるとも言われています。
本来は修行・瞑想であるヨーガと根本的に少し異なり、ある意味、対角に位置するものです。
自己整体を主眼に置いて作られている為、ポーズも超人的なものや高度な柔軟性・バランス力・筋力などを要求されず、瞑想や精神統一などは、あまり重視されていません。
インド式ヨガのポーズに数多く見られる卓越した体の柔軟性や、現在日本でも若者を中心にブームのアメリカ式ヨガの様な筋力・体力が要求されるものが、ほとんど無いようです。
長く楽しみながら健康を維持できる老若男女 幅広い層にできる健康法と言えます。
その効果は
特徴の一つとして、インド式ヨガや西洋式ストレッチの基本とは異なる呼吸法です。
伸ばす時に吸う、ポーズで息を止める、戻す時にゆっくり吐くという呼吸法です。
これはリラクゼーション効果をもたらすだけでなく、体の温度を内側から上げ、血液循環を活発にする効果があります。
体の血液の流れが活発になる事は、タイ伝統医学が最も重視する健康効果の一つのようです。
体全体の血液やリンパの流れに最も影響する『足』を重点的に鍛え、刺激するポーズが多いのもその特徴のようです。
足痩せや、お腹周りのダイエットにも、非常に効果的とも思われます。
いかがですか。
リラクゼーション効果が高いルーシーダットン、幅広い層にできる健康法なので、ご家庭でも年齢問わず取り入れる事ができます。
是非、取り入れてみませんか?
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