わたしたちの食卓に当たり前のようにある緑茶。
カテキンがイイなど、さまざまな健康効果を御存じな方が多いと思います。
この日本のスーパーフード 緑茶の成分と効能をまとめました。
日本のスーパーフード 緑茶の効能!
1、カテキン
カテキンは緑茶の渋みのもとなる成分です。
カテキンには下記のような効能があります。
・善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす働きがあります。(血中コレステロールの低下)
・脂肪の吸収を穏やかにする働きがあり、体脂肪の低下作用があります。
・抗菌作用もあるため、O-157やインフルエンザの予防にも効果が期待されます。
・抗酸化作用もあり活性酸素の消去や細胞の突然変異をおさえる作用もあります。
他にも、虫歯予防、血圧上昇抑制作用、血糖上昇抑制作用、口臭予防(脱臭作用)などがあります。
また、緑茶のカテキンの約6割を占めるエピガロカテキンガレードは各種がんに対する有効性が研究されており、がんの予防にも効果的と言えます。
2、カフェイン
カフェインは、緑茶の苦み成分です。
効能としては、覚醒作用(疲労感や眠気の除去)、持久力増加、二日酔い防止、利尿作用などがあります。
3、テアニン
テアニンは、緑茶特有のアミノ酸でうま味成分です。
リラックス作用(α波出現)や神経細胞保護作用があります。
4、サポニン
抹茶をたてたときに立つ泡、これはサポニンの働きです。
サポニンは血圧低下作用や抗菌、抗ウイルス作用がある成分です。(抗インフルエンザ作用にもつながります)
5、ビタミン類
緑茶には、さまざまなビタミンが含まれます。
6、フッ素
フッ素は、歯を強くし、虫歯にならないための抵抗力をつける働き(虫歯予防)があります。
また、お茶に含まれるタンニンの殺菌作用で虫歯になりにくいのです。
7、γ-アミノ酪酸(通称:GABA)
血圧低下作用
8、ミネラル
カリウム、カルシウム、リン、マンガンなどのミネラルを含みます。
ミネラルは生体調節作用があります。
9、クロロフィル
消臭作用
まとめ
虫歯予防・口臭予防から糖尿病、がん、肥満などの生活習慣病予防、インフルエンザや風邪などから身を守る効果も立証されているようです。
また、心臓・脳血管の健康にも効果があるといわれています。
このように、緑茶にはすばらしい健康効果があります。
わたしたちは、日々の生活で緑茶(煎茶)を口にすることが多いと思いますが、このように緑茶の効能を知っておくと体調に合わせて取り入れやすくなりますね。
また、リラックス作用もあるため、一息つきたい時、おいしい緑茶を味わってはいかがでしょう。
日々頂く煎茶もイイですが、抹茶はそのものを頂くことができるので、緑茶の栄養素をまるごと取り入れることができます。
お料理やお菓子などに利用もしやすいですね。
ただし、カテキンは摂りすぎると胃への刺激が強い場合があるので注意してください。
また、摂取時間によりカフェインが睡眠障害を起こすこともあるため、こちらも御注意ください。
個人により適量は異なりますが、おからだと相談して適量をおいしく頂いて下さい。
おまけ
お茶を頂いた後の出がらしはどうされてますか?
出がらしにもニンジンの2.4倍のβカロテンやほうれん草の25倍のビタミンEなどの有効成分が含まれているそうです。
これを知ると、捨てるのがもったいないですね。
残さず頂くために、とっても素敵な使い方がお茶の佃煮です。
レシピは↓から、ご確認ください。
お茶の佃煮
是非、お試しください!
(参考)スーパーフード辞典 BEST50
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