ダイエット効果が高いと、芸能人やモデルさんにも人気のチアシード。
原産地はメキシコでシソ科サルビア属ミントの一種で、マヤ・アステカなどの先住民族が常食していた食材でゴマよりも小さな粒です。
メキシコの先住民族には、肥満・糖尿病・高血圧・心臓病などはなかったと言われています。
このチアシード、“水とチアシードさえあれば、少しのカロリーで豊富な栄養が摂れ、健康、生命を維持できる”と言われるぐらいの食材でスーパーフード中のスーパーフードです。
さて、こんな優れもの栄養の宝庫チアシード、どのような栄養や特徴があるか、ご紹介致します。
ダイエットだけじゃないチアシードの栄養!!
①植物でオメガ3の含有率が抜群!
現在の生活習慣は、オメガ6脂肪酸の摂取が過多になっています。
オメガ3脂肪酸の摂取過多によるバランスの崩れにより、いろいろな弊害が出ています。
(但し、オメガ6脂肪酸も必須脂肪酸で、必要な脂肪酸です。オメガ3:オメガ6=1:4が理想的な油脂バランスと言われています)
そのため、オメガ3脂肪酸の積極的摂取が勧められてます。
私たち現代人に不足しがちなオメガ3脂肪酸(αーリノレン酸)は、人の体内では作られない必須脂肪酸です。
校正労働省が推奨する1日の摂取基準は男性2.1~2.4g、女性1.8~2.1(上限なし)となっています。
チアシードは、大さじ1(12g)中では2.1g含まれています。
この含有量が、フラックスシードやエゴマ、クルミやサバよりも多いといわれています。
②たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄など)が豊富、ビタミンBなど栄養素がいっぱい
からだで合成ができない必須アミノ酸は9種の内小さなチアシードの中に8種類と9種類の非必須アミノ酸が含まれています。
これは、植物性たんぱく源では、奇跡とも言われています。
ミネラルも豊富で、カルシウムはサーモンの8倍、鉄分はほうれん草の3倍、マグネシウムはブロッコリーの15倍、カリウムはバナナの2倍、セレニウムはフラックスシードの4倍と言われています。
例えば、25gのチアシードを食べると
バナナ49g分のカリウム
ピーナツ57g分のマグネシウム
牛乳140ml分のカルシウム
③食物繊維が豊富
チアシードの約40%は食物繊維です。
そのうち、不溶性繊維95%が不溶性食物繊維ですが、これが胃や腸で水分を吸収して膨らみ腸を刺激して蠕動運動を活発にします。
水につけると8~10倍(ホワイトは14倍)に膨らみます。
チアシードの周りにグルコマンナンというこんにゃくと同じものが形成されるからです。
満腹効果が高く、この食物繊維の働きにより、腹もちもよく便通もよくなります。
これが、チアシードがダイエットに効果がある所以です。
④栄養素をとり入れやすい
ごまは、すらないと殻が邪魔をして栄養素を十分活用できないと考えられていますが
チアシードは、殻の性質の違いにより体内できちんと栄養素を使うことができると言われています。
まとめ
いかがですか。
この他にも微量元素としてマンガン、銅、亜鉛、モリブデン、ナイアシン、葉酸などが含まれており、アレルゲンであるグルテンは含まれておりません。
また、抗酸化物質も含まれているため、様々な効果が期待されます。
高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防やアレルギー症状の緩和、脳の活性化、便秘解消、免疫力を高めるなどの効果が期待できそうですね。
摂り入れ方の、ケーキやドリンク、ヨーグルト、サラダへのトッピングなど、簡単に様々な形で摂り入れることができます。
器にチアシードと水を入れ、15分から20分置けば、プルプルになります。
これをヨーグルトやサラダなどに入れると、種のプチプチ感にジェルのプルプル感が加わり食感を楽しむことが出来ます。
プルプルにしたものを、少し冷蔵庫に作り置きしてもイイですね。(数日で食べきる適度の量)
ダイエット以外にもデトクッス効果や美容、健康にも効果が期待されるチアシード、不足しがちな栄養素を補うかたちで日々の生活に摂り入れてみて下さい。
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<参考>SUPERFOODS(Helthy Eating) 著者 デイヴィッド・ウォルフ
スーパーフード図鑑&ローレシピ
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