からだにイイ!ダイエットにイイ!美容にイイ!
しかし、本当に健康になるの?や美味しくない、年配の方からは、貧乏くさいとか、そんな話も聞きます。
わたしの両親もそうでした。
そんな玄米について、まとめてみました。
玄米について
玄米はカラダにイイものか?という事ですが、これはイイものであるといえます。
こちらが玄米の栄養成分
白米が、どれだけ栄養価が削ぎ落とされているのか、、、ということがわかります。
そして、玄米に含まれる食物繊維は白米の8倍あり、フィチンも含まれており、デトックス力が強力です。
フィチン酸は、農薬や化学肥料や食品添加物などの化学物質、または水銀、鉛などの有害重金属などの「体内に存在するあらゆる毒物」と結合して体外に排出する働きがあります。
これを「キレート作用」と言います。
(フィチンという物質は、そのフィチンが体内に入ると化学結合が取れてフィチン酸になります。フィチン酸がからだにとって有効なミネラルの吸収も阻害するのか?こちらをご参考にしてください。ついては)
老けないからだをつくる上で、さまざまな生命活動の調整に重要な働きをするミネラル・ビタミンは必要です。また栄養の摂取も重要ですが、有害物質を排出する事も農薬や化学肥料や食品添加物などの化学物質を摂り入れる事が多くなりがちな現代食事情では、かなり重要なことです。
玄米は、完全食ではないものの、あらゆる栄養素をバランス良く体に摂り入れることができる栄養価の高く、デトックス効果の高い優れた食品であると言えます。
こちらの本にも玄米の驚くべき効果が書かれています。
ご参考にされて下さい。
また、癌患者さんが実際に調べ、体験された記事があるので、掲載します。
そろそろ玄米が「健康食」か「不健康食」かに決着をつけようと思う
若干、ガンへの効果という部分が多く語られてますが、健康への取り組みを考えられている方にも、とても参考になります。
玄米のデメリット
さて、優れた食品と思われる玄米、ネットを見渡してみると、思うような結果を残せないばかりか、かえって事態を悪化させてしまっている状況に陥っている方もいるようです。
これは、玄米の本質を知らずに玄米食をやってしまった結果だと思われます。
これについても、玄米のデメリットについて、まとめられています。
5年以上再発なしのガン患者が明かす!玄米食のデメリットとは?
あなたの玄米の食べ方は間違っていませんか~健康にお米を食べるために~
この中でも、一番気になる玄米の発芽毒について、まとめました。
発芽毒について
玄米やひえ、あわ、きび、大豆などの雑穀をはじめあらゆる植物の種子には、その子孫を守るため動物に食べすぎられないように身を守るメカニズムや、土の上に落ちても腐ることなく、やがて発芽に適した季節になると芽を出すことが出来るように、栄養成分を貯蔵して決して外に出さないというメカニズムが働いています。
その因子がアブシジン酸です。
アブシジン酸【abscisic acid(ABA)】はテルペノイドの構造をもつ植物ホルモンであり、発芽抑制因子として働き、植物の発芽を調節しています。
このABAは人体に対して毒作用がありますので、玄米など種ものを食べるとき、これを無毒化して食べる正しい知識がないと危険と言われています。
発芽抑制因子の毒性は「細胞のエネルギー工場」と言われているミトコンドリアを傷つけると言われています。
細胞内にあるミトコンドリアはエネルギー産生器官として体温を維持するなど、重要な役割を果たしており、悪影響を受けると低体温になり、不妊(0.5℃体温が下がると妊娠しなくなる)、ガン(低体温でガンは活性化する、言い換えるとガン細胞のミトコンドリアでは活性がいちじるしく低下している)、さらには全ての体内酵素の働きが鈍くなるという問題が起こります。免疫も低下します。
体温が1℃下がると免疫が30%低下すると言われています。
また、低体温は冷え症、むくみ、肥満、アレルギー、膠原病、高脂血症、生理不順、生理痛、慢性疲労症候群、肺炎、気管支炎、肝炎などの感染症、通風、糖尿病など、多種多様の病気を引き起こす原因となります。
では、発芽抑制因子を無害化する方法はどうすればイイのか?
人類は、人体に悪影響を与える発芽抑制因子を含む玄米、雑穀などの種子を食べ物として選んで以来、長い時間をかけて無意識のうちに安全に調理する道を工夫してきています。
玄米を精白し白米としたのも、その知恵のひとつだったかもしれません。これは、栄養分をそぎ落としてしまいますので、もったいないですね。
では、玄米の栄養の恩恵を受けて不活化する方法としては
①水に一定時間浸水させて、発芽状態にする
②乾煎りする
①しっかりと浸水させて、発芽状態(発芽モード)にすることで、アブシジン酸を無毒化できます。
最近では、玄米を発芽させた発芽玄米が市販されていますが、これはいかがでしょう。
実は、市販の発芽玄米は危険と言われています。
発芽させた玄米を乾燥させた場合、乾燥ストレスで発芽玄米は身を守るためABAを元々の水準以上に産生します。
水に浸すことでも「発芽抑制因子(アブシジン酸)」は不活化しますが、死活化はせずに、毒性が復活してくる可能性があるということです。
水を与えられていた種が、再び乾燥した時、がアブシジン酸が再活性化してきます。
これを浸水してABAを無毒化するには玄米のままより倍以上の浸水時間が必要ということです。
これを知って愕然としましたが、安くない発芽玄米を購入するなら、信頼できるところで玄米を購入して自分で発芽させたほうがよくないでしょうか。
(玄米を水に浸水させて美味しく炊飯したい方は、ご参考に↓)
玄米を短時間で発芽させ、旨み成分を十二分に引き出し、白米よりふっくら炊き上げる方法
②煎る(炒る)ことで、アブシジン酸は不活化できます。
ABAは200℃程度の加熱で失活します。
オススメ!炒り玄米の効果!
煎る(炒る)ことで、アブシジン酸は不活化できます。
その効果は
1、老けないからだ!
2、食物繊維でデトックス!デトックス!
3、フィチン酸でキレート効果!
4、抗がん成分を吸収できる!
あげるとキリがないですが、優れた食品である玄米の恩恵を安全に受ける事ができる炒り玄米。
炒り玄米をオススメする理由は
・消化しやすい
・発芽抑制因子 アブシジン酸を不活化
・おいしい
・アレンジがしやすい(食事に!小腹が空いた時に!お茶にも!)
・自宅でも簡単に作ることができる
・保存食になる
いかがですか?炒り玄米、最高!と言いたくなりませんか。
では、作り方を御紹介します。
作り方
・玄米……3合
・塩……少々
①玄米を洗って水を切り、塩少々をふります。
(このとき、玄米を一晩浸水させておくのもおすすめ。皮がさらに柔らかくなります。)
(塩加減もお好みで)
②玄米をフライパンに入れ、中火にかけます。
木べらなどで全体を混ぜながら、加熱していくと3分ほどでパチパチと玄米が弾ける音が聞こえてきます。
③全体的に濃い茶色に変化し、香ばしいにおいが漂ってくるようになります。
10分ほど炒めて、パチパチと弾けるのが収まってきたら完成です。
炒り具合は、多少お好みで調整されるといいと思います。
仕上がりを、味見したくなると思いますが、かなり熱くなっているので、注意して下さい。
粗熱がとれたら、容器に保存して下さい。
いろいろなアレンジがきくので、いろいろお試し頂けると思いますが、毎日食べるお米、発芽玄米の敷居が高い方に、白米+炒り玄米+お好みの雑穀がオススメです。
わたしも、毎日美味しく頂いてます。(雑穀には、はと麦や黒米などを使ってます)
冷ご飯でも、とてもおいしいです!
これなら、両親も大満足です!
この様に、炒り玄米は御飯を炊くときに少し混ぜたり、お粥にも混ぜたり、スープに入れたり、いつものお茶に混ぜて玄米茶に、お菓子を作る時にまぜても味や歯ごたえもアクセントになります。
毒性を無毒化する上に、栄養を効率よく吸収できる炒り玄米、是非お試し下さい!
そのまま食べても、香ばしくてとても美味しいですよ。
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