からだの中から潤す秋の薬膳~ゆし豆腐ランチ~

秋は『収斂』の季節 です。

秋の氣候の変化が大きく、1日の温度差も大きいため体調も崩しやすい季節です。
夏場の不養生が原因で、胃腸障害が発生しやすい時期でもあるため、胃腸を温め補い、補養する必要があります。

燥邪に見舞われ「津液」が最も傷つけられる季節、鼻、喉、皮膚の乾燥、髪の毛のパサ付き、空咳、尿の減少、乾燥便などの症状に見舞われる方も多い時期です。

今回は、秋の薬膳ということで、「清熱・潤燥」「滋陰・潤肺」を具えた食物をつかったお料理を国際薬膳調理師の享子先生監修、Yasutoさんが創作・料理して頂いただいたものを御提供させて頂きました。

では、陰陽ハーブmoku♡moku倶楽部で提供させて頂いたからだの中から潤す秋の薬膳~ゆし豆腐ランチ~ のレシピのご紹介をさせて頂きます。

からだの中から潤す秋の薬膳~ゆし豆腐ランチ~

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1,ゆし豆腐スープ(4人分)

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材料
エノキ 1P 、エリンギ 1P、里芋 4ケ、野菜だし(玉ねぎ、長ネギ、キャベツ、人参、生姜などを1時間以上煮込んだスープ)、木綿豆腐 1ケ、塩、こしょう、みりん少々

作り方
①野菜だしを作ります(玉ねぎ、長ネギ、キャベツ、人参、生姜などを1時間以上煮込む)
②里芋は乱切り、エノキ、エリンギはざく切りにして、火が通るまで煮込む。
③木綿豆腐をちぎりながら加えて、塩・こしょう・みりん少々で味をととのえる。

・米粉団子

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米粉をボールに入れ、水を少しずつ加えながら練り耳たぶぐらいの柔らかさにして団子状にする。(プレーン) ※加える水分の目安は、粉の半分以下です。
混ぜる前にホウレン草のペーストを加えればほうれん草の米粉ボール(緑)、黒ゴマを加えれば黒ゴマの米粉ボール(黒)になります。
お好みで加えてください。
鍋にたっぷりの水を沸かし、団子入れ浮いてくれば(火が通れば)冷水にうつす。

・ライスペーパー巻き

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ライスペーパー巻きをくずせば、クコと人参のペーストでスープが赤く、、、2度おいしいスープが味わえます。

材料
インゲン 4本、ぎんなん 10個程度、こんにゃく 1/2、春雨 少々、キクラゲ 2枚、クコの実 10g、人参 1本、豆板醤  大1、味噌 大1、みりん少々
作り方
①こんにゃくはサイコロ状にカット、キクラゲは水で戻して細切りする。
②春雨はゆでて戻しておく、インゲンはさっと茹でてカットする。
③クコの実は水で戻し、ミキサーでペースト状にする。
④人参は茹でてペースト状にする。
⑤鍋に、ギンナン、こんにゃく、春雨、キクラゲ、インゲンを入れて水分が軽くとんだら、クコの実のペースト、人参のペースト、豆板醤大1、味噌大1、砂糖大1、みりん少々で味を調える。
⑥ある程度水気がなくなったら冷ましておく。
⑦ライスペーパーを水でもどして、冷ました具を包んで巻く。片栗粉をまぶして、周りがパリパリになるまで揚げる。

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2,高野豆腐の南蛮漬(4人分)

材料
高野豆腐4枚、玉ねぎ1/2、人参1/2、カボチャ、伏見唐辛子
作り方
①高野豆腐は水でもどし、軽く下茹でしながら、薄くした味を入れて炊く。
②玉ねぎ、人参はスライスしてボールに入れておく。
③野菜だし4、薄口しょうゆ1、みりん1、酢1、砂糖0.5を鍋に入れ、沸騰したら、スライスした玉ねぎ・人参を加えて余熱で火を通す。
④高野豆腐は軽く水気を絞って、6カットして片栗粉をつけて、パリッとするまで油で揚げる。
⑤カボチャはスライス、伏見唐辛子はそのままで素揚げして、玉ねぎ、人参と一緒に加えて味をしみこませる。

3,味噌漬たまご(4人分)

たまごを常温に戻しておき、鍋にたっぷりの水、塩をひとつかみいれて沸騰させ、沸騰したところに卵を加え7分茹で、冷水にとり殻をむく。
『味噌大3、みりん大1、しょうゆ大1、砂糖大1/2』を混ぜて、卵と一緒にジップロックに入れて味をしみこませる。

4,コーンのかき揚げ(4人分)

材料
トウモロコシ、小麦粉、卵、水
作り方
小麦粉、卵、水で天ぷら粉をつくり、コーンを加えて油で揚げる。

5,プルーン&龍眼ゼリー(4人分)

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柿と梨のジャムを添えて

材料
豆乳ヨーグルト400g、シナモン少々、ココナツパウダー20g、寒天粉4g、プルーン、龍眼、金木犀茶、水100g
作り方
①龍眼は皮をむき、水につけてかるくもどして、柔らかくなるまで煮る(15g~20g)
②水100g、金木犀茶を鍋に入れ煮出し、寒天を加えて溶けるまで混ぜる。
③型に入れて、すべての材料を加えて冷やし固める。

今回のデザートは「連珠飲」という江戸時代に日本で生まれた漢方処方を食物でアレンジしたものを御提供させて頂きました。
「連珠飲」とは、血の巡りを良くして体を温める”四物湯(シモツトウ)” 水分代謝や乱れた自律神経の働きを整える”苓桂朮甘湯(リョウケイジュッカントウ)”を組合せたものです。

 


温灸でしっかりと消化器官をあたため、胃腸の機能を高めて頂いてからの食事、味も食材の薬効も堪能して頂けたかと思います。
薬膳は難しいものではなく、普段の材料をアレンジすることで、食材の薬効をとり入れることができるものです。
是非、とり入れてみて下さい。

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